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2030年に「豊かな社会を実現する教育」をテーマに、
2017年より『未来をつくる教育フォーラム』を開催してまいりました。
今年で4回目を迎える『未来をつくる教育フォーラム』はオンラインで開催いたします。

今年のテ-マは『公教育で主体的な学びを引き出すICT活用』
GIGAスクール構想によって、今年度中にはほとんどの小中学校で学習用タブレットの一人一台環境が実現される中、子どもたちの“主体的な学び”を引き出すためにどのような活用ができるのか、そして学校現場のあらゆる場面での「ICT活用の可能性」をゲストスピーカーの方々にお話いただき、皆様と共に考えていきます。

※お申込みの受付は終了いたしました。多数のご参加、誠にありがとうございました!
アーカイブをご視聴いただくことができますので、下部のフォームよりお申し込みください!

■開催概要

日時 2020年11月28日(土) 10時~12時
開催方法 Zoom ウェビナー
対象 教員及び教育関係者、教育に関心のある方
参加費 無料
申し込み方法

以下のお申込みフォームよりお申込みください。
お申し込みいただいたメ-ルアドレス宛に参加方法のご案内をお送りします。

主催 株式会社日本コスモトピア
協力 うるま市教育委員会 / 学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校
株式会社roku you 
後援 一般社団法人 日本SEL推進協会 / 一般社団法人 自立学習推進協会

■   プログラム・スケジュール

10:00~10:05 開会のあいさつ
10:05~10:25 教科学習でのタブレットの活用で見えた子どもたちの変化と課題
講師:坂本 靜泰氏 奈良市立春日中学校 校長
プログラムの詳細
奈良市立春日中学校では今年9月初旬より、一人1台のタブレットが配付、配付後すぐから、英語や社会、体育などの教科学習や校外学習などにおいてタブレットの活用がスタ-トしました。
タブレット活用をスタ-トするにあたって、子どもたちには 「自分の力を試し、伸ばす道具として、恐れず思い切り使ってください」と伝えられました。タブレットを活用し始めた子どもたちは、工夫して関心や意欲を持って学習に取り組むなど、教室はこれまでと違った風景となってきてます。
一方で活用をすすめる中でも課題が見えてきています。教科学習もタブレット完結ですべてを活用するのがよいのか?それとも、アナログの良さもうまく生かしていくのがいいのかなど、日々、活用を模索されています。
2学期から取り組みを始めて感じた、一人1台のタブレット活用のメリットと課題について、発表・共有していただきます。
 
講師:坂本 靜泰(さかもと しずひろ)氏 奈良市立春日中学校 校長
奈良県出身。追手門学院大学経済学部卒業。県内の公立中学校3校で社会科教員として勤務。この間、生徒指導主事を長く努め、課題の解消に取り組んだ。スクールカウンセラーに関する事業やコミュニティ・スクールの推進に寄与した。
2011年から奈良市教育委員会事務局に在籍し、学校教育やいじめ、生徒指導の担当部署で勤務した。2019年から奈良市立春日中学校長に就任。「変化の激しい社会を共に生き合う力を育む」ことや、「子どもたちの未来に責任をもつ教育を展開する場としての学校」を同校の教育目標や目指す学校像として掲げる。
10:25~10:35 質疑応答
10:35~11:00 プレゼン力を高めるタブレット活用とオンライン授業の実践
講師:西本 晃氏 大阪市立築港中学校 校長
プログラムの詳細
大阪市立築港中学校は大阪市内でも小規模な中学校のため、昨年度よりおおよそ2人に1台のタブレットが学校にありました。タブレット端末を工夫して活用し、子どもたちが一人1台のタブレットを使い、ICT機器を効果的に活用した授業の工夫・改善に取り組んでこられました。 数学や音楽などの教科学習、さまざまな教科で発表ノ-トを使い、子どもたちが中心となる学習を目指し、実践されています。 一斉休校をきっかけに、Teamsを使ったオンライン授業にもチャレンジされました。オンライン授業を実施する中でどんな課題があったのか、双方向に学習するためにどんな工夫が必要なのか、など、取り組みを通してわかったタブレット活用のメリットと課題について発表いただきます。
 
講師:西本 晃(にしもと あきら)氏 大阪市立築港中学校 校長
大阪工業大学経営工学科卒業。大阪市立中学校に技術科教員として勤務。マイノリティーの学力について、調査・分析を行い、「信頼される学校づくり」を推進してきた。児童自立支援施設出向後、淀川区の中学校に教頭として勤務。障がい児の教育環境の整備に取り組んだ。
平野区の中学校では、校長として生徒の問題行動や低学力の克服に向けて、学校改革・授業改革を推進。
生野区の中学校では、「生徒を取り巻く状況がどのように変化しても、生徒一人一人の学力向上と進路の保障は教員の責務である。」という考えのもと、授業の工夫・改善「わかる喜び、できる楽しさ」という自己効力感を高めながら学力向上に取り組んだ。
「一斉画一的な授業からの脱却」、「基礎学力の確実な定着をめざした授業」、「表現力を伸ばす授業」などについて大阪市PTAだより、ちゅうでん教育振興財団報告書等に多数発表。
11:00~11:10 質疑応答
11:10~11:55 へき地教育でのICT機器活用の可能性
講師:砂川 成人氏 / うるま市教育委員会 指導課 指導主事
 
講師:宮城 渉氏 うるま市立津堅小中学校 教諭 / 沖縄県マルチメディア教育研究会事務局 九州ICT教育支援協議会理事
講師:園 利一郎氏 / 学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校
学校法人角川ドワンゴ学園経験学習部長/株式会社ドワンゴ教育事業本部コンテンツ開発部担当部長
 
モデレ-タ-:下向依梨氏 株式会社roku you 代表取締役 / 一般社団法人 日本SEL推進協会 代表理事
プログラムの詳細
うるま市島嶼(とうしょ)地域の中学校3校とうるま市に本校をおくN高等学校が連携し、インタ-ネットを活用した、学校間・生徒間で協同で取り組む「部活動」や総合の時間のプロジェクト学習においてICTを活用した取り組みが実践されています。
ICTを活用した”遊び”から学ぶをコンセプトに、離島にいながらにして、他地域とつながり、課題解決や価値創造に取り組める人材を育てることをビジョンに掲げられています。zoomやslack、マインクラフトなどのオンラインゲ-ムなどを使い、子どもたちのプロジェクト活動を行ってます。
3か年計画の1年目の取り組みから見えてきた現状、数年後にどんなことができそうなのか、実践や課題を共有していただきます。
 
講師:砂川 成人(すなかわ なりと)氏 / うるま市教育委員会 指導課 指導主事
 
講師:宮城 渉(みやぎ わたる)氏 うるま市立津堅小中学校 教諭 / 沖縄県マルチメディア教育研究会事務局 九州ICT教育支援協議会理事
2020年より沖縄県うるま市立津堅小中学校に赴任。担当教科は算数・数学。地域の実態に応じた「ICTを活用した授業」を日々実践している。また、沖縄県マルチメディア教育研究会の事務局として、「ICTを活用した授業づくり」の研究・実践を学会などで発信。コロナ禍においてはオンラインセミナーの講師を担当している。
 
講師:園 利一郎(その りいちろう)氏/学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校
学校法人角川ドワンゴ学園経験学習部長/株式会社ドワンゴ教育事業本部コンテンツ開発部担当部長
 
モデレーター:下向依梨(しもむかい えり)氏 株式会社roku you 代表取締役 / 一般社団法人 日本SEL推進協会 代表理事
高校時代をスイスのボーディングスクールで過ごし、慶応義塾大学総合政策学部に入学。研究の一環として社会起業家精神を育む教材「Change Making Pattern」を制作、出版。卒業後は、ペンシルベニア大学教育大学院にて、学習科学・発達心理学の修士号を取得。ここでSocial Emotional Learningと出会い、21世紀型問題発見解決スキルの養成において、いかにSELが寄与するのかについて、修士論文にまとめる。その後帰国し、東京都の小学校教鞭をとる。教材制作会社で教育委員会に向けて教材・カリキュラム作成の経験を積み、学びプロダクション (株)roku youを立ち上げ、SELをベースとしたプログラム、教育コンテンツ・研修開発を手がける。また、同時に日本SEL推進協会を立ち上げ、日本の教育業界におけるSELの認知、また適切なアプローチをより多くの人に届けるための取り組みを行っている。
一般社団法人 日本SEL推進協会のウェブサイトはこちら
11:55~12:00 閉会のあいさつ

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