未来をつくる教育フォーラム2021 開催記念 特別企画
子育ちを支える絵本展
協力:株式会社 出版ワークス
未来をつくる教育フォーラム2021~子育ちを支える「幼児教育」~の開催を記念して、子どもの成長とつながりが深い絵本の特別展を併設しています。
「過去の文化と将来の文化をつなぐ」を企業理念とされている株式会社出版ワークス様のご協力のもと、就学前のお子さまにおすすめの絵本を選びました。
これからの季節、何かと慌ただしくなってきますが、いったん立ち止まって、お子さまといっしょに絵本を読みながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
すまいる
作:かく まさみ
絵:よしおか アコ
みんなが笑えばみんなが幸せ。いろんな笑顔がつまった赤ちゃん絵本
「ねこさんが わらった」「いぬさんが わらった」。 ページをめくるたびに、いろんな動物たちのやさしい笑顔があらわれ、見ている赤ちゃんも思わず“すまいる”。
最後はキラキラしたミラーページで、かわいい赤ちゃんの笑顔が映ります。
まるまるま〜る
作:かく まさみ
絵:よしおか アコ
監修:今安 志保
「まる」の持つカタチと意味にこだわった、とっても楽しい歌絵本!QRコードで優しい歌声が流れます。
「まる」の持つカタチと意味にこだわった3〜5才をターゲットにした「幼児絵本」。
誌面には、まんまるくて可愛らしい創作キャラクターが登場します。幼児のみならず、大人が見ても楽しめる内容になるように配慮しました。
いろいろパンダ
作:かく まさみ
いろいろな色のパンダが登場するカラフルな空想の世界を楽しむ赤ちゃん絵本
あるひ パンダはかんがえた
「そうだ! きれいな いろに ぬってもらおう」
「いらっしゃい!」 とペンキ屋さん
いろいろな いろに ぬってもらうパンダ…
さてさて どんな いろに なるのやら?
ぼくのつくりかた
文・切り絵:たけうち ちひろ
2016年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選
機械の細かいパーツやロボットなど、緻密なデザインの切り絵は圧巻。じっくり眺めて楽しむことができます。
『ぼくのつくりかた』は海外でも出版されている人気絵本で、日本語版ではオリジナルページを多数追加して読み応えアップ!
さまざまな擬音語が使われ、読み聞かせにも最適です。
ぼくのさがしもの
文・切り絵:たけうち ちひろ
ロボットの世界を旅してみませんか?
主人公ロボットは、ある大切なものをなくしてしまい、家の中、遊園地、図書館…と、あちこち探しまわります。
でも、どこにも見つかりません。一体どこにいってしまったのでしょうか。
想像力をかきたてる!
白と黒が織りなす切り絵の絵本、誕生です。
本屋のラク
著:くどう かずし
絵:やまぐち ぴこ
猫のラクが最期を迎えようとしたある日、ラクの目の前に女神が現れ、ある約束を交わします。やがて、ラクは飼い主のソウタと過ごした幸せな想い出を胸に、何度も生まれ変わった姿で、ソウタに会いに行きます。
「生まれ変われる回数は、たった9回限り」
……9回目の生命を得たラクが、最後に出会った光景とは!?
かぶきわらし
文・絵:庄司 三智子
解説:古井戸 秀夫
2020年度 国語教科書(小学5年・光村図書出版)に掲載されました!
めくってびっくり! 迫力たっぷり! 楽しいしかけ絵本
おどろきと感動がいっぱいの舞台を、かぶきわらしがご案内!
この一冊で、はじめての歌舞伎が、ぐっとやさしく、さらに楽しく味わえます
*ダイナミックな観音開きのしかけ絵本*
かぶきわらしの義経千本桜
文・絵:庄司 三智子
解説:古井戸 秀夫
舞台の「けれん」と絵本の「しかけ」がひとつに
「背ぎば」や「宙のり」など、あっとおどろく けれんがたっぷり!のしかけ絵本。
桜がひときわ華やかな人気演目をかぶきわらしがやさしくご紹介。
「魚づくし」のことばあそびや「判官びいき」の由来解説も収録。
日本一たのしい!やさしい歌舞伎絵本シリーズ第2弾。
くまのボウボウ
原作・絵:まきみち
文:くどう かずし
おばあちゃんがのこした愛のメッセージ
たけちゃんは、おばあちゃんとお話するのが大好きな男の子です。
でも……大好きなおばあちゃんは、桜の花びらになって、たけちゃんの前からいなくなってしまったのです。
そんなある日、たけちゃんのもとに大きな荷物が届きました。
だれのほね?
文・切り絵:たけうち ちひろ
おおきなくち なが~いからだ だれのほね?
このほね だれのほねか わかるかな?
みんなのよく知っているどうぶつ。だけど、からだの中を知っているかな?
かわいいどうぶつのからだの中には、こんなにかっこいい、面白いかたちのほねがあるんだよ。
小さいほね、大きいほね、ながーいほね、たくさんのほね。
ページをめくって、じっくり、ゆっくり「ほね」と「からだ」を見比べてみてね。
ごめんなさい!
だいじょうぶ!
作:ルイス・スロボドキン
訳:こみや ゆう
挨拶と礼儀正しさの大切さについて、子どもたちにコミカルに伝える名作
4歳の男の子、ウィリー・ホワイトは、あまりいい子ではありません。人をおしのけたり、足をふんづけてしまっても、「ごめんなさい」と、言いません。でも、ウィリーの知っている人たちは、皆親切で、礼儀正しい人ばかり。
ある日ウィリーが木に登っていると、おまわりさんがやってきて…
なりきりマイケルの
きかんしゃりょこう
作:ルイス・スロボドキン
訳:こみや ゆう
乗り物が大好きで想像力豊かな子どもに向け、父親の目線からマイケルの想像力を表現したユニークな絵本
静かなリビングに突然出現した機関車に乗って旅に出るマイケル少年と父と姉。
線路に立ち入る牛、暗いトンネルの通過など、マイケル少年が運転手となり、父と姉はエキサイティングな体験をすることに!
草木とみた夢
文:谷本 雄治
絵:大野 八生
小学校中退の独学で日本初の本格的な植物図鑑を送り出し、「日本の植物学の父」とよばれた牧野富太郎。
貧しさや困難に見舞われながらも「草を褥に木の根を枕 花と恋して九十年」の言葉どおり、ひたむきに植物を愛し、その魅力を伝えることに情熱をそそいだ生涯を、簡潔な文と美しい絵で描く、あたらしい伝記絵本。
森のゲオルグ
さく・え:ノーブスミー
ある国の深い森の奥に、とても小さな妖精・ゲオルグが住んでいました。優しいお父さんとお母さんに愛情を注がれ育ったゲオルグは、とても明るくて勉強好きな性格です。妖精の子どもたちは6才になると、学校に通い始めます。ゲオルグは大好きな先生や友達のいる学校が大好きでした。でも…ゲオルグにはひとつだけ秘密がありました。8才になったある日、皆で空飛ぶ遠足に出かけることになり……。
わたしはだれ? Who am I?
さく・え:ノーブスミー
ある日どこからか聞こえた声「わたしはだれ?」 鳥たちは「あなたは、さわやかなかぜ」と答えた。
ある日どこからか、「わたしはだれ?」と声がした。「あなたは、さわやかなかぜ」と鳥たちが答えた。
声の主は「わたしはだれ?」と何度も問いかける。はたして声の正体と呼びかけの目的とは…!?
いもむしいもきち
作:笑福亭 鶴笑
絵:よしおか アコ
いもむしの「いもきち」は一人ぼっちです。でも蜘蛛に捕らわれたてんとう虫を助けたりするとても優しい子でした。
ある日「いもきち」は素敵なお姫様の蝶々に恋をします。自分も一緒に空を飛びたいという夢もできましたがうまくいきません。
そんな「いもきち」にも冬がやってきました。そしてやがて「いもきち」は…
おじさんのぼうしはどこいった?
作:ジョアン・L・ノドセット
絵:フリッツ・シーベル
訳:やすだ ふゆこ
おじさんのなくしたぼうしはどこに?
農場をめぐる、コミカルでハートウォーミングなストーリー
アメリア・ベデリアシリーズで著名なアメリカのイラストレーターフリッツ・シーベルと、児童書作家ジョアン・L・ノドセットの作り出す、アメリカで親子・孫まで3代にわたって愛され続けるベッドタイム絵本です。
ぺたぺたぬりぬり
いろいっぱい
作:あおえ まり
いちばん はじめに みっつの いろが うまれました。
ぼくは あか。ぼくは あお。わたしは きいろ。
いろのない せかいは みんな かなしそう。
「ぼくたちで いろをぬろう!」
ぺたぺた ぬりぬり ぺたぺた ぬりぬり…
世界がどんどん明るくなっていき「ありがとう」があふれます。
読んでいると色を塗りたくなってくる絵本、登場です!
ハイジ 上巻 〜出会い〜
原作:ヨハンナ・スピリ
作:高原 ゆかり
永遠の名作童話・『ハイジ』の前半部分を題材にしたキルト絵本の上巻。
布帛特有の柔らかなマチエールが、物語の清廉な世界観をいっそう引き立てます。
著者はキルト作家の高原ゆかり氏。細部まで作り込まれた絵柄が、アルプスの雄大な大自然での疑似体験を呼び起こし、読者を童心へと返らせます。
ハイジ 下巻 〜旅立ち〜
原作:ヨハンナ・スピリ
作:高原 ゆかり
名作童話『ハイジ』の後半部分を題材にしたキルト絵本の下巻。
アルプスの雄大な自然や主人公ハイジの姿を布特有の柔らかな表現で美しく描きます。
足の悪い少女クララは、アルムの山でハイジと生活しているうちに「元気になって歩けるようになりたい」と思うようになりました。周囲の励ましでついに歩く感動的シーンは必見。純粋で無邪気なハイジが周囲の人々に幸せを届けます。