マルチステークホルダー・パネルディスカッション

教育に携わる各方面のゲストをお招きし、新しい教育の形の必要性と、求められる人物像を多方向から議論しました。本年度のテーマは「地域から創造する生涯の学び」。各地域で挑戦されている公教育、私教育、生涯教育など多方面からゲストを招き、多角的な議論を展開しました。

それぞれの立場での取り組みをご紹介していただき、そこから議論が繰り広げられました。

・「学校と塾との融合」について

松山氏「学校ではできないことを子どもに体験させたくて、塾に通わせる保護者の方が多いと感じる」

石川氏「例えばプログラミングなどで、外部の技術者と協働することにより、学校と塾との融合を進めていきたい」

光峰氏「日本の子どもたちは時間を奪われている。時間があればもっといろいろなことを体験できる」

小野寺氏「学校の勉強が苦手でも、ローカルでの活動では力を発揮する子どもがいる。ローカルでの活動を通じて学校との連携も始まっている」

日野田氏「学校の先生は日々の仕事を減らし、塾に限ら ず民間の団体とコラボして共に利益や信用を得ていくこ とが大切である」

・「豊かで幸せに過ごすためには生涯の学びが必要である」

・「ローカルでの活動で徹底的に遊びながら学んでいくことが、グローバル化につながる」

最後にモデレーターが「この議論をここで終わらせずに 次へ繋げることが私たちの使命。ローカルからグローバ ルへ、1人1人の動きが未来をつくる教育のための大きな動きへとつながっています」と締めくくりました。

関連記事一覧