マルチステークホルダー・パネルディスカッション

マルチステークホルダー・パネルディスカッション

本パネルディスカッションの最大の特⻑は、現役⾼校生・フィンランドの生き方キャリアデザイナー・教育現場のプロフェッショナルというまったく異なった視点をもったゲストたちが、「未来の教育」をテーマに様々な角度から深堀りすることです。

「これからの社会を生きる子どもたちには、どんな能⼒が必要になってきますか︖」と、玉置氏。
「デジタル化が進み、今までの職業と違った種類の職業に溢れた社会で必要なことは、なにより⼈間性です。」
と、ミッラ氏は話されます。

「40⼈の生徒に対して⼀⼈の教師では、個々の生徒に対応できない。アクティブ・ラーニングが重要だということで、グループワークをしても中には遊んでしまう生徒がいて授業が全然機能していない。」
と、現役⾼校生。

「せっかくたくさんの生徒が集まるのだから、共同作業をどんどんさせて交流させた方が、⾃分と異なった考え方に多く触れることができる。必要なことは、チーム内で共有する1つの目標、ここなんです。」
と、協同教育実践者の藤井氏。

「⼈はみんな成⻑したいと思う欲求を持っている」
藤井氏の意⾒に、稲場氏も続きます。

さらに、
「その子なりの課題を明確にし、やったことに対して認めてあげる環境をつくることで、⾃然と学習することが“楽しい”と思えてきます。大⼈が⾏うことは教育すること以上に、子どもたちに環境を整えてあげることですね。」
と、⾃⽴学習を実践して成果を実感している稲場氏。

また、ミッラ氏は
「チームの⼈たちと目標を共有することで、他⼈の感情を理解する⼒、ソーシャルスキルが⾝に付き、これを学ぶことで⼀層の学習効果が⾒込めそうです。」
と話します。

さまざまな意見が交わされ、最後に、
「⼈は誰しもよりよく生きる⼒を持っている。それを引き出すのが教師の役割だ。」
との、玉置氏の言葉で締めくくられました。

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