開催報告①「唱歌・童謡&トーク 世界に類を見ない日本の“童謡”」
「未来をつくる教育フォーラム2021」は、「子育ちを支える『幼児教育』」をテーマとし、11月27日(土)、28日(日)にオンラインにて開催しました。
多数の方々にご参加いただき、意見の交換や考えの共有をすることができました。
ここでは、当日のプログラムを振り返っていきます。
今回は、テノール歌手の畑 儀文さんによる「唱歌・童謡&トーク 世界に類を見ない日本の“童謡”」をお伝えします。
童謡は日本が育んだ宝物
世界に誇る日本の童謡についてお話いただきました。
約140年前に出版された日本で最初の音楽の教科書などを用いなが
ら、唱歌・童謡の歴史を解説していただきました。
また実際に歌っていただきながら、それぞれの曲についての解説や想いを聞くことができました。
曲に込められた想いを踏まえて聞く畑さんの歌声は感動の一言に尽きます。
子どもたちに伝えたい童謡~子どもたちの唇にのせてやりたい~
畑さんは小学校、中学校、高校の音楽の先生を目指す学生の指導もされていますが、「音楽性」「リズム」「拍子」「音程」の大切さを伝えているそうです。
拍子の大切さをお話しされる際には、「調子にのらず拍子にのって」という印象深いメッセージもいただきました。
最後に、
「子どもたちに良い音楽を届けるために、詩人や作曲家たちが一生懸命作品をつくりました。そのあと責任があるのは演奏する人、教える人です。」
と子どもたちに伝える側の責任は大きいということを教えてくださいました。
日本の宝物である童謡をいきいきと歌う子どもたちをいつまでも見ていたいですね。
畑 儀文さんの歌声には、聞く人が自然と我を忘れて聞き入ってしまう力があります。
今回は子どもが幼稚園や保育園で習う歌もたくさん披露してくださいました。
ぜひ、ご家庭で童謡に親しむ機会を作ってみてはいかがでしょうか。
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